過労死・過労自殺を防止するために

過労死・過労自殺を予防する

Ｑ：最近、従業員個々の労務負担が増しています。気を付けることはあるでしょうか？

　少人数で仕事をこなしていることもあり従業員への業務負担が増しています。それが原因で体調を崩した従業員が辞めてしまいました。その結果、益々従業員個々の負担が増している状況です。気を付けることはあるでしょうか？

Ａ：業務負担が増加すると従業員の健康を害する可能性が出てきます。最悪の場合、過労死や過労自殺につながります。過労死・過労自殺を予防するために、まず会社は安衛法を守る必要があります。

　従業員が過労死や過労自殺で死亡した場合、ほとんどのケースで遺族が高額の賠償請求を会社に求めてきます。

　　出所：「ＥＡＰ導入のすすめ」　著者：弁護士　小笠原耕司

　その過労死・過労自殺を予防し、賠償リスクを低減するためには、下記の４つが必要です。