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自転車✖車の事故は死亡事故につながりやすい

  • 執筆者の写真: office138
    office138
  • 2021年1月20日
  • 読了時間: 2分

精神疾患の労務トラブル
自転車との事故防止

Q:ルールを守らない自転車が多いと感じます。車を運転するうえで自転車との事故を防止するには?






A:自転車は「周囲にあまり注意を払わず走っている場合が多い」と認識し歩行者・自転車が多い時間帯・場所では細心の運転を心掛けることです。

(1)自転車と車の事故が多く、死亡事故につながりやすい

 コロナ禍で、自転車の利用が増えています。


 自転車乗車中の死者はバイク・原付より多いのです。

 ※出典:平成27年における交通事故の発生状況(警察庁交通局)より


 また、政府統計資料の「道路の交通に関する統計(2019年調査)」では、自転車が関係する事故で、自動車との接触が71.6%を占めます。類型別では「出会い頭」が半数以上になっています。


 自転車乗車中の死傷者数の内訳を見ると、19歳以下が30.5%、65歳以上が19.6%で多くなっています。中高生は通学・通塾で自転車に乗る機会が多いからです。高齢者は死に至る重篤な事故になりやすいです。軽くぶつかっただけでも頭部をぶつけ死亡事故につながるというケースもあります。

    ※出典:自転車乗用中の年齢層別交通事故死傷者数の割合(平成27年)

        一般社団法人日本損害保険協会パンフレットより


(2)車の運転で気を付けるべきこと

 前述の統計では、自転車乗用中の死傷者の5分の3が法令違反でした。安全不確認(23.3%)、動静不注視(11.8%)、交差点安全進行義務違反(10.7%)、一時不停止(5.1%)が目立ちます。


 自転車は「周囲にあまり注意を払わず走っている場合が多い」と認識すべきです。よって、中高生の通学時間帯には、交差点・横断歩道に特に注意を払い運転をすべきです。また、昼間であっても歩行者の多い道路では速度をなるべく落とし、高齢者の自転車の横を追い越す際は十分に速度を落とし距離を十分とりましょう。


 万が一、事故になったことを考慮してドライブレコーダーを装着しておくことをお勧めします。例えば、こちらが青信号、相手自転車が赤信号で衝突して相手自転車の運転者が死亡などの事故になった際、証拠がなければ、大きな責任を負ってしまいます。そのような際にドライブレコーダーの映像は証拠として機能します。


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